今までフィリピンの言葉に関してはタガログ語しか書かなかったたのですが、実はフィリピンには他にも沢山の言語があります。(英語はフィリピンの共通語で、英語を話す人口は、アメリカ、イギリスに次いで世界で3番目に多いそうです、、、かなり独特の英語ですが。)その沢山ある言語のひとつにビサヤ語(セブアノ語)という言葉があります。セブやミンダナオ島で話されている言葉で、実は、タガログ語を話す人よりもビサヤ語の人の方が多いんです。
タガログ語の語彙の40%はスペイン語と言われていますが、ビサヤ語は60%くらいといった感じで、スペイン語が少し分る人には分りやすいです。日本のことはタガログ語では「ジャパン」と言いますが、ビサヤ語ではスペイン語の「ハポン」をそのまま使います。東京弁と関西弁といった感じですが、タガログの人にビサヤ語は通じないので外国語です。主人もビサヤの人で、私のまわりはビサヤだらけです。でもただでさえ外国語なのに、2つの言葉(涙)、、、私が未だにビサヤもタガログも片言しか分らない原因です。(でも、やっと何の話題を話しているのかくらいは分るようになりました!)
フィリピン人ははじめて会うと、「あなたはタガログ?ビサヤ?」といった感じでまずお互いに確認します。ビサヤの人は相手もビサヤだとちょっと嬉しそうです。ビサヤの人にはプライドがあって、ビサヤ語がフィリピンの共通語に選ばれなかったという悔しさがあるみたいです。
フィリピンのテレビを見ていると、突然英語が混じることがよくあります。「あっ、分る!」と喜んでいると、あっという間にタガログ語に戻ってしまいます。フィリピンの言葉には本当にスペイン語と英語がぐちゃぐちゃに混ざっています。最近分ったのですが、フィリピン英語の独特のなまりはスペイン語なまりなんですね。(フィリピンの言葉の母体はマレー系ですが。)
それで、スペイン語と英語のどちらの方が「格好いい」のかというと、、、フィリピン人にとっては断然英語みたいです。日本人にとってはスペイン文化の遺跡は素敵と思えるのですが、フィリピン人にとって一番格好いい国はアメリカです。みんなものすごくアメリカに憧れています。主人も時々、「フィリピンはアメリカ英語でしょ?」とか言います。「全然(笑)」と思う人の方が多いのですが、確かに英語の上手い人はアメリカ英語です。
フィリピン人の名前はたいていスペイン語なのですが、最近の子供は英語の名前の子も多いみたいです。それで、苗字とミドルネームはスペイン語、苗字はお父さんの苗字、ミドルネームお母さんの旧姓です。
友人の男性にビセンテ(Vicente)という人がいて、みんなヴィック、ヴィックと呼んでいるのですが、私が主人に、「(ビンセントじゃなくて)ビセンテなんてかっこいい名前だねぇ」と言ったところ、「、、、古くさ」だそうです。スペイン語の名前は古臭く響くそうです。感覚って不思議ですね〜。
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